1977-05-26 第80回国会 参議院 大蔵委員会 第14号
たとえば私、ここに「昭和五〇年五月六日総理府になされた財団法人交通事故裁定センター設立許可申請に対する日弁連の見解」というものを持っているのですが、この中の十四ページ、「特に、第三者機関の名の下に、紛争当事者であり、かつ社会的強者である保険会社やその団体の影響下に設立される裁定センターが、本来裁判所の慎重な審理を必要とする紛争についてまで和解斡旋を行ない、更には裁定という判定機能まで営むことは、被害者救済
たとえば私、ここに「昭和五〇年五月六日総理府になされた財団法人交通事故裁定センター設立許可申請に対する日弁連の見解」というものを持っているのですが、この中の十四ページ、「特に、第三者機関の名の下に、紛争当事者であり、かつ社会的強者である保険会社やその団体の影響下に設立される裁定センターが、本来裁判所の慎重な審理を必要とする紛争についてまで和解斡旋を行ない、更には裁定という判定機能まで営むことは、被害者救済
○平田委員 つまり、この交通事故裁定センターなるものは、財団法人交通事故裁定というふうに言われて、一般的には大変聞こえがいいのですけれども、いまの説明があっても、結局出しているのは、損保協会、農業共済連などから出ているという点では、保険会社からまるまる出ているということで間違いはないのではないか。
いずれにいたしましても、これでは財団法人交通事故裁定センターの財源というのはすべて損害保険会社の協会によってまるまる賄われているというふうに受け取れるけれども、間違いないですか。
○平田委員 財団法人交通事故裁定センターの設立と自賠責保険の運用益金の使途をめぐる問題などについて、幾つかの点で質問をしたいと思います。 わが党の青柳盛雄議員が、七十五国会の法務委員会で総理府に対して、財団法人交通事故裁定センターの設立許可の申請が出ているが、この取り扱いについて幾つかの問題があるということを指摘しております。
○政府委員(竹岡勝美君) 任意団体の交通事故裁定委員会というものから本年の五月七日付で内閣総理大臣三木武夫にあてまして、設立代表者は加藤一郎元東大総長でございますが、その名前で財団法人交通事故裁定センターの設立許可申請書が総理府へ参っております。
今般本来の業務のほかに交通事故の調査業務を加え、被害者救済活動をさらに全国的に推進するため、には、法人格を取得し、交通事故の紛争処理に貢献するということで、財団法人交通事故裁定センターとして認可申請が行われたものでございます。
この財団法人交通事故裁定センターの申請書に書いてあります「目的」でございますが、「この法人は、交通事故の被害者の利益の公正な保護を図るため、交通事故に関する紛争の適正な処理を行い、もって公共の福祉の増進に寄与することを目的とする。」こういうふうになっております。
○青柳委員 まず最初に総理府の方にお尋ねをいたしますが、ことしの五月六日ごろですか、財団法人交通事故裁定センターというものの設立許可申請書が提出された。その申請の代表者は、加藤一郎という、これは元東京大学の総長をやり、いま国連大学の副学長もやっておられる方のようでありますが、この設立が認可になれば理事長に就任をするという予定のようであります。
○北山説明員 五十年五月七日付で、加藤一郎氏から三木総理大臣にあてて「財団法人交通事故裁定センター設立許可申請書」が出ております。で、五月十八日にこれを受け付けまして、現在審査をやっております。